僕は ThinkPad X1 Carbon の 2019 年モデルを使っていて,少なくとも僕が学生の間は買い換えないつもりでいる。
そこでちょっと気になるのがバッテリーの劣化という面。ThinkPad はバッテリーが取り出せないので
工夫して使わないとバッテリーをいじめる結果になってしまいそうだと思う。
で,ACアダプタにつないだときにバッテリーに充電する閾値を設定する方法。
入れる。
acpi-call を入れることを薦められたりするが,これはバッテリーの内部ゲージのリセットとかをしようと
しない限り必要ないようだ。
tlp-stat
というユーティリティも同時にインストールされるので次のような感じで現在の設定値を確認できる。
$ sudo tlp-stat -b
Linux カーネルには Kernel address space layout randomization
という仕組みがある(別に Linux カーネルじゃなくてもあると思うが)。
これはカーネルのコードが置かれる仮想アドレスを起動するたびにランダムにするというもので,
悪意のあるソフトウェアのカーネルへの攻撃を難しくしている。ってのはまあどうでもいい話。
で,これ,セキュアになるのはいいんだけどあんなことやこんなことをする時(つまり自分が悪意のある側,
とまではいかないが何かの手段としてそれに近いことをしようとした場合)に
面倒臭いことがあって,かといって自分で無効化してコンパイルし直すのもなということでメモ。
nokaslr
をカーネルパラメータに追加するだけ。終了。
覚えていたのでパッと対処できたけど忘れないとも限らないのでメモ。grub じゃない環境での方法は分からない。
- 再起動する。
- GRUB のメニューが表示されたら eを押すと起動のコマンドを編集できる。
linux
から始まる行での後ろに init=/bin/bash
と書き加える。
- Ctrl-x で起動する。
- Bash が起動しているので何でもアリの無法地帯。
- 終わったら
exec /sbin/init
して起動する。
init を起動せずに Bash から exit すると kernel panic するので注意。